当院の乳がん検診
・当院ではマンモグラフィー検診は行っておりません。
マンモグラフィー検診は近隣の検診センターなどを利用してお受けください。
静岡市の乳癌検診を受けた方は、当院で視触診を受けられます。マンモグラフィー撮影時に各検診センターでお申し出ください。
現在、日本人女性が一生涯にかかる癌のうち、一番多いのが乳癌です。
2021年のデータでは、年間約9万人、日本人女性の9人に1人が乳癌に罹患するといわれています。
日本人の乳癌は40代後半から50代の若い世代に多いのも特徴ですが、近年、全年齢層で患者さんが増えており、高齢者の乳癌も増加傾向にあります。
乳癌は早期発見・早期治療すれば治せる癌でもあります。
乳癌検診は、令和6年現在、年齢の上限なく受けることができます。また、検診は継続して受けることで早期発見に繋がります。
40歳以上の女性は2年に1回のマンモグラフィー検診が推奨となっています。早期発見のために定期的な乳癌検診を受けましょう。
・マンモグラフィー検診を受け「要精密検査」となった場合、当院で精密検査を行っております。
専門医によるマンモグラフィーの再読影と、当院での超音波による精密検査の結果を合わせて、総合判定を行っております。
受診の際には検診時撮影したマンモグラフィーのフィルムやデータを検診施設より貸し出してもらい、検査結果と共に必ず持参するようにお願いします。
(診察についての乳腺疾患の項をご参照ください。)
・超音波による自費検診も行っています。
40歳未満の方、または40歳以上でマンモグラフィー検診を定期的に受けている方が対象です。
視触診・超音波検査・結果説明 4,500円
※超音波単独での検診は有用というデータがありません。
40歳以上の方はMMG検診を受けていない場合、超音波による自費検診をお断りする場合もありますので、ご了承ください。
授乳中の乳がん検診
授乳中は母乳を作るために乳腺が非常に発達するため、マンモグラフィーを撮影しても乳腺が真っ白に写ってしまい情報量が少なく、基本的にはお勧めできません。
乳がん検診は断乳後に受けることをお勧めします。
しこりが触れる等の症状がある場合は、授乳中でも受診してください。